CASE事例紹介

  • 2022.03.22
  • Chain-G

一人ではたどり着かないゴールがキャリア

ウォークラリーをご存じでしょうか。コマ地図という特殊な地図を頼りにペアでゴールを目指すというゲームです。レクリエーションにも使われますが、立派な社内研修としても行われます。研修の場合、ラリーは2度行われます。一度目はほとんどのチームがまともにゴールできません。その後、ラリー研究が行われ、2度目はだいたいゴールできます。

 

ここから何が学べるか?「チームワークとは?」、「お互いに言い合える関係とは?」、さらに「自分とは?」などと言った点です。「ここの道はきっとこっちだよ」「そっちは違うんじゃない?」といったやり取りができるかどうかは、今でいう「心理的安全性」に繋がるのではないかなと思います。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ラリー中は必死です。

 

ラリーから学べることは、自身のキャリア・デザインにも通じると、私は考えています。キャリアを考えるとは、「本当の自分・自分が何をしたいのか」を明確にしていくことであり、人の助けを借りることも重要であるからです。すなわち、ウォークラリーで早くゴールにたどり着ける人は、キャリア研究も進みやすいのだと思います。

 

「キャリア」という言葉には「出世・就職」といった側面もあるかもしれませんが、「人生そのもの」ですよね。人生はよく、マラソンなどにも例えられますが、自分と向き合い、人の助けを借り、なぜ自分は今の仕事をしているのか?本当は何をしたいのか?ここを明確にすると、より良いキャリアに繋がってくるのではないでしょうか。

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