- 2022.08.15
- Chain-G
偏差値時代の終幕と人生100年について
新年を待たずに合格を決める「年内入試(いわゆる推薦・総合(旧OA)型)」が主流になり、受験生の3分の2が第一志望の大学に進む・・・と今朝の新聞にありました。この年内入試が主流になれば、一般入試の難易度を示す偏差値は意味を失う、すなわち大学選びの軸が偏差値しかない時代ではなくなったと。
私が、技術系新卒の採用を担当していた外資系2社でのお話。人数比で言えば、中堅大学クラスの学生が多かったのですが、なんと同じ大学出身者でも、適性試験の偏差値が20以上違う人がいました。求める技術も全く異なる2社でしたが、この傾向は全く同じでした。既にいろいろな形で大学に入る人がいらっしゃるので、もともと一部では大学名と偏差値は一致しなくなっていたと思います。
実は今朝の新聞、まさにこの記事の裏側に「人生100年を考える1「ワクワク」を創れるか」という記事がありまして、最後は「夢中になるのに理由はいらない。秘訣は肩肘を張らず、自らのワクワクを大事にする姿勢にある。さあ、あなたはどうしますか。」と書かれていました。
何が言いたかったかと言うと、偏差値だけではない、いろいろな基準で、無数にあるかもしれませんが、個々人1人ひとりが別々に評価される社会になったら、人生100年、みんな楽しくなるのではないかと思ったこと。もちろん、結果として会社も、世の中、社会全体も成長する前提です。
そして、もちろん私自身もずっと「ワクワク」して生きたいということですね。そのためにはどうするか。それを考えるのも、「ワクワク」しますね。