- 2022.02.24
- Chain-G
求める人材像について
私の40年近い人事経験を通じて思うことは、採用って、実は人事で最も重要な業務なのに、重要とはわかっているのに、定形的にしか、すなわち募集して、選考して、採用する仕事としか、考えておられない企業様が実は多かったりします。
もちろんこれは企業様によります。採用スペックには、経歴、スキル、資格などや、仕事に対する姿勢、意欲などを記載いただきますし、それでスペックに沿った求職者様をお探しするわけですが、これだけでは完全ではありません。
マーケティングでは、ターゲットとなるユーザー像・人物モデルをペルソナと言いますね。単なる一般的なターゲットよりもより詳細に具体的に、ありありとその方がイメージできるように人物像を設定していきます。最近、採用時も、求める人材像をペルソナで設定しようという企業様が少しずつですが増えてきている気がします。これとっても重要だと思います。
そして更に、ペルソナ以前に、会社の社風です。私自身、内資系外資系、計5社での勤務経験がありますが、会社の文化ってすべて違うんですね。社風に合った人を採用することが重要です。これができていないんです。
すなわち、採用で成功するためには、①企業文化(理念やWayなど)を明確に語る、②その上で採用ペルソナを明確にして理念に共感する人を募集する、というステップを踏みますと、企業規模や知名度に関係なく、求める人材、活躍する人材、定着する人材、をより採用しやすくなると感じています。
Wayがない企業様、はい、ここからお手伝いさせていただきます!