CASE事例紹介

  • 2021.11.26
  • Chain-G

社員にやりがいや達成感を感じてもらうには

私が人事担当者として最初に大きな影響を受けたのは、職能資格制度の第一人者楠田丘(くすだきゅう)先生です。私自身、何度も楠田先生の言葉で元気を頂き、やる気になりました。とくに記憶に残っているのは「(仕事が楽しくて)もう、寝てなんかいられませんよ。」という言葉です。ドラマチックな口調で、感情たっぷりの楠田節は、今も私の耳にしっかりと残っています。

 

楠田先生は基本的に「人は成長していく」という考えをお持ちで、その人それぞれ能力を中心に人事制度を作ったり、チャレンジに対して奨励したりと、人に向き合い愛情深く接する方でしたので、この言葉に、強い説得力を感じました。

 

人が仕事のなかで成長するきっかけというのは、やはり「やりがいや面白さを感じたとき」だと思っています。楠田先生はまさに、まさに仕事のやりがいや面白さを感じさせてくれる方でした。

 

人によっては「仕事は辛いからお金をもらえる」と考える方もいらっしゃいますが、私は、お金は結果であって、プロセスを楽しむものと考えており、認めること・向き合うこと・愛情を持って接することを重視してきました。

 

社員の相談や悩みを聞くことを心掛け、一つずつ改善・解決した結果、対等な仲間としての関係性を築けてきたのではないかと思います。(もちろん失敗も・・・。)

 

どんな時代においても、やはり人を動かすのは人です。「仕事が楽しくて寝ていられない」ほどのやりがいや達成感を感じてもらうには、やはり詰まるところ向き合い方にあるのだと思います。

 

 キャリアのお話をする時も、やりがいや達成感、すなわち「ワクワク感」を大切にしたいと思っています。

 

 

Copyright©2019 JIN-G Inc All Rights Reserved.