- 2022.09.01
- Chain-G
素晴らしい!20代でも課長級
大手通信会社が、IT分野の優秀人材確保のために、人事制度を改革、20代で課長級への抜擢も可能性にしたそうです。大変素晴らしいことだと思います。職能資格制度では、等級が1段階上がるのに最低2~3年の在任を目安にしていました。これは、素晴らしい成果を上げても、それが偶然ではないか否か、成果の再現性を見るためでもありましたが、そこは1年でしっかり評価して行こうということでしょう。社員を18の専門分野に分け、各専門性を6等級で評価し、昇格・昇級運用をしていくそうです。
日本の明治維新を成し遂げたのは、まさに若い力であり、バブル崩壊以降の30年に亘る日本の停滞に終止符を打てるのは、若い力に違いありません。
ところで、専門性とは、やはり能力のことなのでしょうか。こう言った記事を読んでいつも気になるのは、降格・降級のことです。一般職でいる間は、能力伸長期、能力は落ちないという原則に立てば良いのかもしれませんが、課長になったら違います。今や、課長は能力ではなく、役割であり、JOBです。野球のピッチャーのように、登板しても、打ち込まれたら、降板しなければなりません。大事なのは、人事制度も、登板、降板が、当たり前にできるようにすることでしょうね。
そうそう、一方でシニアの活用も考えないといけませんね。ただ、定年を伸ばすだけでなく、様々な例に振れていると、世の中全体として、シニア層の需要と供給のバランスが取れていない気がします。こちらはこちらで、全くもったいない話です。ここは、1人ではどうすることもできない、自分自身の非力さを感じます。もっともっと、自分自身が楽しんで、世の中に役立つことができないか、ついつい考えてしまう今日この頃です。
人生、楽しんでなんぼですよね!