CASE事例紹介

  • 2022.02.14
  • Chain-G

人事のキャリアの可能性

某大手企業A社は、35~55歳の希望者を対象に、週2~3日勤務や副業を認める完全ジョブ型子会社への転籍を始めたとのこと、また某大手企業B社、シニアやミドルのキャリア形成を支援する子会社を設立、シニア社員のグループ会社内外への派遣・斡旋を始めたとのことです。どちらも素晴らしい取り組みだと思いますが、世の中の企業全般が、こんなことを実現出来たら、日本はきっと大きく変わりますよね。定年を65歳、70歳に延ばすだけでは何も変わりません。

 

将来の予測が困難なVUCA時代(まさに新型コロナウイルスの流行もここに含まれますね)や、人生100年時代と言われる中、まさにワークとライフについて、自身のキャリアについて自律的に考えて行く時代になったと言われていますね。素晴らしい書籍もいろいろ出版されています。しかしながらが、実際にこれを真剣に考えている方がどの位いらっしゃるでしょうか。

 

 私自身もそうでしたが、終身雇用の中、転職ありきで仕事をしたことはありませんでした。まして人事の仕事は、企業内のリテンションを高めるための打ち手を考え実施することであり、ポジティブに自分自身が転職することは全く考えていませんでした。

 でも、誤解を恐れず極論を申し上げれば、人事の人こそ、自社内外に拘わらず、計画的なキャリアを計画、実践し、社員の範となるべきではないでしょうか。

 

 例えばですが、所謂「出戻り」。一昔前であれば、「裏切者」的な扱いでしたが、本来、一回外で違う空気を吸って、違う経験をして戻ってきたら、同じ社内にずっといるよりも、プラスになるでしょう。例え人事職であっても、むしろ人事職こそ。

 

個人がしっかりキャリアを積んでいけば、一社に頼らずとも、人生を楽しみながら、社会貢献できるのではないかと思いますし、周囲も応援してくれて、結果として、企業も、経済も、活性化していくのではないでしょうか。

 

 ただ、そもそも論になりますが、自分は何者なのか、本当にチャレンジしたいことは何なのか、何を実現したいのか、意外に一人で考え、実行して行くのは難しいものです。

はい、遠慮なくご相談ください!

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